TOP2007年09月

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漢方薬を使う

腸内細菌を使うアトピー発病のブロック方法を完成するまでの期間に私が一番熱心に手掛けたのは漢方薬を使った治療法でした。漢方薬は全身のバランスがどのように崩れているかを陰陽虚実の類証診断で判定します。アトピーに効く漢方薬と言うのが有るわけではなく患者さんがどのような原因でアトピーになっているかを外から診る所見で判定して生薬の組み合わせを考えます。体質改善と表現する人もいますが体質でなく体の方向性を正す治療だと考えています。こどものアトピー性皮膚炎の治療にも漢方薬は証が合えば劇的な効果が現れることが少なくありません。今までの治療の中で乳幼児のアトピー性皮膚炎には血液の循環を直す理血剤が有効なケースが多いことにも気付きました。ブロックできずに発病してしまったアトピー児には漢方治療は有効な方法だと考えています。漢方治療の中から発病原因に適した治療法を探る努力が続きアトピーを血液の病気だと考えることから今日の腸内細菌でのアトピー予防法が発見されました。
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カテゴリ:アトピー
食事アレルギーの謎

1990年代前半はアトピー性皮膚炎を治療する中でどうしても解らない事が有りました。アレルギー学会で高名な先生に質問しても当時は誰も教えてくれません。『口から入った食べ物がどうやって皮膚まで行ってアレルギーを起こすのか』と言う疑問です。20年ぐらい前までは皮膚科医の間では『食べ物アレルギーはアトピーと関係がない』という意見が主流でしたが、それはこの理由が解らなかったからです。私が考えた自己流の仮説は食べ物が腸の表面でアレルギーの元を作ってそれが血液にのって皮膚まで運ばれると言う説でした。
1994年にリンパ球の中のTh2細胞とTh1細胞のバランスがアレルギーの発病に関係があることが発見され、私が心の中に秘めていた『アレルギー血液病説』と合致して食事アレルギーの謎が解けたのです。食べ物のアレルギーを深く研究した結果とTh細胞理論が一体化して、子どもの腸内細菌バランスの異常が近代のアレルギー激増の背景と考える新理論が生まれました。私はこの新学説を1998年世界の一流医学雑誌に投稿しましたが、患者を無作為に2グループに分けて片方だけに治療を行い、もう片方は放置するという実験を行わなかった為に『実験方法に問題がある』との理由で国際的には受け付けられませんでした。2000年にフィンランドの大学病院がこの学説を発表して世界最初の発見と認められました。
科学者としての名誉は逃しましたが『患者を実験台にしない』という信念を守り通し、治療優先を医師のモラルと選んだ事を誇りに思っています。

カテゴリ:アトピー
ビフィズス菌投与の始まり

1996年平成8年は私にとって忘れられない年でした。この春に我が家に4人目の子どもが誕生しました。産前産後に妻が体調を崩し毎朝3人の子供達に朝食を食べさせてお弁当を作り学校と幼稚園・保育園に送り届けてから仕事に通った日々が懐かしく思い出されます。家族の絆と協力の大切さを改めて感じた年でした。
4月に生まれた末娘には出生直後から通常量の数倍のビフィズス菌とビタミン剤が投与されました。上の子供達で各年齢の試験は済んでいましたが新生児は初めてです。結果は大成功◎お肌ツルツル今では素肌美人の小学生です。
『自分の子どもに出来ない診療は基本的に誰にもしない』 私は4人の子どもの父親として、親がわが子を愛する気持ちを大切にして、クリニックに来る全ての子供達を我が子のように愛情を持って診療してきました。末娘の実験の成功のあと私はクリニックで乳児へのビフィズス菌投与を開始しました。それから10年で私の周囲から殆どアトピーが消えたのです。この予防方法が発見される以前に発病してしまい今でもアトピーの治療に私のクリニックに通院する方には気の毒だったと遺憾に感じています。私がこの手で世界からアトピーを無くす事で償ってゆく決意でいます。
私はこの発明を広く世界中の人に使ってもらい、日本中でアトピーの発病を子供の内に予防して無くす為にこの予防法を特許として申請しました。

カテゴリ:アトピー
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