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TOPアトピー離乳期の共益性乳酸菌(Probiotics)の投与がアトピーの発病率を低減する(1)

離乳期の共益性乳酸菌(Probiotics)の投与がアトピーの発病率を低減する(1)

原著はWest G.E.,et.al: Probiotics during weaning reduce the incidence of eczema. Pediatr Allergy Immunol 2009: 20: 430-437: Umea University, Swedenのグループによる乳酸桿菌を用いたプラセボ二重盲験ランダム試験の報告である。

《要旨》
 乳幼児期における微生物との接触機会の低減が先進工業国でのアレルギー疾患増加に関係していることが示唆されてきている。数々の医学報告でプロバイオティクスの投与がアトピー性皮膚炎の発病予防に効果的であると有望視されている。In vitro の実験系はプロバイオティクスが免疫正常化機能を発揮することを指摘している。

 本研究において我々は乳幼児の離乳期における乳酸桿菌F19の投与がアトピー性皮膚炎の発病率とTH1/Th2バランスに及ぼす効果を評価した。このプラセボ二重盲験ランダム方式のコントロール試験は、生後4ヶ月から13ヶ月までの乳幼児で、乳酸桿菌F19配合の食事を投与した乳幼児群89名と非投与乳幼児群90名で実施された。評価は生後13ヶ月時点でのアトピー性皮膚炎発病率の計測でおこなわれた。ポリクローナル抗原刺激による末梢血T細胞のインターロイキン4-mRNA発現に対するインターフェロンγの比率(IFN-γ/IL-4 mRNA exp)が免疫バランスの指標に用いられた。血清の総IgE量と抗原特異IgE量も同時に測定された。

 生後13ヶ月時点でのプロバイオティクス投与群でのアトピー発病率累積は11%(4-17% 信頼区間95%)、非投与群でのアトピー発病率累積は22%(95%信頼区間、13-31%)で、危険率p
 総括すると、乳幼児の離乳期における乳酸桿菌F19の投与はアトピー性皮膚炎のようなアレルギー疾患の早期発病徴候に対する有力な予防対策候補であると思われる。プロバイオティクス投与群の非投与群に対するTh1/Th2バランスの高さは乳酸桿菌F19がT細胞を介した免疫反応に影響力を及ぼしていることを示唆している。

 この研究の結果は、小生が1998年に提出した《アトピー性皮膚炎を防ぐ保健食品》の特許での臨床実験報告、すなわち【両親あるいは兄弟にアレルギー歴が有る事から将来かなり高い確率でアトピー性皮膚炎を発症すると予想された乳児湿疹を持つ2歳未満の子どもの対象群=この将来40%以上の確率でアトピー性皮膚炎を発病すると予想された子どもの群、に対して本発明のアトピー性皮膚炎を防ぐ食品を、発明の実施の形態のところで述べた方法で毎日与えて観察を続けたところ、半年以上の観察期間で、対象群105中でわずか9名8.6%の子供の皮膚にアトピー性皮膚炎の症状が見られただけで、他の大多数の子供のアトピー性皮膚炎の発病を予防できた。】という結果を強く支持する、プラセボ二重盲験ランダム方式のコントロール試験として国際的に認定されたものと言えるだろう。
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